クラウドソーシングサービスのひとつである「ココナラ」、みなさんご存知でしょうか?
ココナラは自分のスキルをサービスとして出品して売ることができるツールのひとつです。似たようなサービスで「ストアカ」や「クラウドワークス」などが挙げられます。
今回はそのココナラで、サービスを売り続けるために必要なことを解説していきます。
- ココナラの売り上げに伸び悩んでいる
- 最初の1件が売れない
そんな方にぜひ読んでいただきたいと思います。
おすすめ順表示で1ページ目に乗るような工夫
ココナラのジャンルを選択すると一番最初に表示される画面はなんだかご存知ですか?
それは「おすすめ順」表示の画面です。
人気順でも、出品順でもありません。
誰でも1ページ目は見ますよね。なのでまずは多くの人の目につくおすすめ準の1ページ目に乗ることを目指してサービスの設計をしていきます。
①本人確認、NDA契約の認証
ココナラのおすすめ順表示は、AIが自動的に判断をして掲載されていると言われています。
それにサービスを出品したばかりでサービスの評価もついていないということはイコール信用がないということです。
信用を得るために始める第一歩。
それが本人確認の認証をとることと、ココナラとNDA契約を締結することです。
本人確認は身分証があれば写真を送るだけで完了できます。本人確認ができればNDAの締結も簡単にできます。
難しいことは何もないので、ここは必ず抑えておきたいところです。
②プロフィールページを詳細に記載する
次にプロフィールページを埋めていきます。
項目はとにかくたくさんあって埋めることも大変ですが、ここで大事なのは項目をなるべく全て埋めること。
- スケジュール
- 自己紹介文
- 得意分野
- スキル/ツール
- 資格
- ポートフォリオ
- 経歴
上記は全て埋めましょう。
ちなみに必ず出品しているサービスと直接関係のあるものでなくてはいけない訳ではありません。
まずは「私」という出品者を見つけてもらうためになるべく詳細に書きます。
それから情報がゼロの人よりもある程度情報開示してくれる人の方が初回は安心できますよね?
口コミも評価もついていない人を判断するのに情報はなるべく多い方がいいと誰しも思うはずです。
③サービスページを詳細に記載
これもプロフィールと同じです。
信用も評価も何もない人のサービスを購入するのはとても勇気がいることです。
少しでもお客様に安心して依頼してもらえるようになるべく詳細にサービス内容を記載します。
例えば
- サービスの内容
- 購入におすすめな人
- 料金内でどこまで対応できるのか
- ご依頼から完結までの流れ
- 対応できないことや要相談のこと、注意事項など
です。
個人的には「閲覧ありがとうございます」などの感謝の言葉を入れるなら、サービスを具体的に言語化して少しでも安心感につなげてあげた方がいいと思っています。
こちらもよくある質問、トークルーム回答例まで入力しておけるとバッチリです。
サービス内容の差別化
全く同じサービスが並んでいたら確実に評価がいい人を選びますよね。最初のうちは評価もついていないので、サービス内容を明確に差別化する必要があります。
自分だけの強みがあるならそれを推していくのもよし、単純に価格で差別化するもよし、同じジャンルだけど他の人がやっていないような付加価値を加えて販売するもよし、です。
ただし価格で差別化するのはそれのみだと後々厳しくなってくると思うので、例えば「実績がつくまで」、とか「先着何名様まで」、というふうにするのがおすすめです。
差別化ポイントが全く思いつかない人は「そのサービスはどんな人に買って欲しいのか」「なんで出品しようと思ったのか」をまず明確にしてみてください。
そしてサービスのターゲットをはっきりさせてみてください。
ターゲットがはっきりしたらターゲットの立場に立って俯瞰してサービスをみてみてください。何かが足りないのか、何かを加えたら購入しやすくなるのか…。自分がそのサービスを購入する立場だったらどう思うかを考えてみると見えてくることもあると思います。
タイトルと画像の設定
タイトルと画像はそのサービスの第一印象を決める顔のようなものです。
同じカテゴリの他のサービスと同じような画像はなるべく使用せず目に入りやすい色や画像を使用できるのが理想です。
タイトルは、私はサービス内容を一言で表す言葉を選んで入れています。
コピーライティングの技術を学んで使うのもいいと思うのですが、サービスを選ぶ人により伝わりやすい文言を入れるのがいいと思います。
俗に言う誇大広告のようなキャッチコピーなどは使用しないようにしています。いくらクリックを増やしても受注につながらなければ意味がないので、サービスのありのままをタイトルに設定しています。
他サービスと差別化できるなら差別化ポイントをタイトルに設定しましょう。
納品後になるべく評価を書いてもらえるようお願いする
”評価”はいわゆる「口コミ」です。口コミがよければ、依頼する時も安心感がもてますし、サービス購入時の参考になります。
皆さんも通販サイトやネットショッピングなどを利用する時は必ずと言っていいほどチェックされるのではないでしょうか?
良い口コミをたくさん書いてもらえればそれだけで信頼や安心感につながります。
またココナラのシステムでもこの評価は重要視されているはずです。
実際それまで何ページ目にサービスがあるかもわからないような出品が、1件評価を獲得し他だけで一気におすすめ順1ページ目にサービスが掲載された経験もあります。
それだけ口コミは大事なことなのでぜひ書いてもらいましょう。
「悪い評価を付けられたらどうしよう?」と不安になりますか?
丁寧なやり取りを心がけていれば余程悪意のある人に当たらない限り、まず悪い評価を付けられることはありません。
ただし何度もしつこく評価記入をお願いしたり、良い評価を強要するなどは当たり前ですが気分悪くなりますので避けるようにしましょう。
顔は見えていなくても画面の向こうには生身の人間がいます。
それを常に忘れないようにしたいですね。
サービスを売り続けるためにこれだけは絶対にやらないこと
先ほど書いたことの繰り返しになりますが、画面の向こうにいるのは人です。それを忘れず丁寧な対応を心がけることはまず第一に意識するべきことです。
それからサービス詳細文やプロフィール文を書くときにやらないと決めていることはネガティブな情報を書かないことです。
例えば「初心者」「駆け出し」などと自己紹介すること、「ご迷惑をおかけするかもしれませんが」と言う前置きなどです。
確かにまだその分野では初心者で、失敗することもあるのかもしれません。
ですがお客様からみたらどうでしょうか?上記のようなワードを書いている人に依頼したいと思うでしょうか?
答えはNOです。
小額でもお金をもらう以上は「プロ」です。途中失敗したとしても最後まで責任を持って納品する義務があります。
特に「ご迷惑をおかけするかもしれませんが」と言う表記は一見丁寧な挨拶に見えて、万が一失敗したときの保険をかけているように見えます。
もし初心者で、と言うことをお客様に伝えたい場合もしっかり事実だけ書くようにしましょう。
例えば「このサービスの提供を初めてそれほど経っていないので、ご依頼にご不安を頂かれる方もいると思います」というような書き方です。
ただしこの後はしっかり自分の強みをアピールできる一文を入れるようにしましょう。
「精一杯がんばる」などの抽象的な表現は避け、具体的にどう対応するのかを記載できるとバッチリだと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ここまでココナラで購入してもらうための文章の書き方や重要な設定についてお話させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。