デザイン

CRESdesignのロゴができるまで

屋号を決める

個人で活動しているので自分の名前からとったような屋号でも良かったのですが、せっかくなのでちゃんと屋号を決めることに。

屋号を決めるときは、どんなサービスを提供したいのかお客様とどんな関係を築きたいのか制作したデザインでお客様にどうなって欲しいのかどんな反応をしてもらったら嬉しいか…など色々な視点から考えて思いつく限り関係する単語を書き出しました。

書き出したメモをみながら、単語を組み合わせたり、外国語に翻訳してみたり、違う意味に置き換えてみたり、色々試行錯誤してみたのですがあまりしっくりこず……。

最初は、クライアントの事業立ち上げ時に持っていた想いや、こうなりたい・こうしたいをデザインでお手伝いしたい、サポートしたい、というような方向性でキーワードをピックアップしていたのですが、「想いをカタチにする」というようなニュアンスのキャッチコピーが競合さんに多く、差別化を図る意味でも違う方向性から考えることにしました。

ここで2〜3週間悩んでいた気がします。

でも色々悩むうちに、私のサービスで軸となりそうな“私はこうなりたい”というイメージをしっかり固めることができました。

クライアントはもちろん、ユーザーも大きく成長できたり、何かプラスになるような課題解決をしたい

私が提供するもので少しでも「この名刺があって良かった」「ホームページがあって良かった」と思って欲しい

私の軸は大きくこの二つになりました。

そこから「大きく成長する=だんだん大きくなる」ということから音楽記号のcres.(クレッシェンド)からとって「CRESdesign」としました。

屋号に込めた想いを書き出す

上記では「課題解決をしたい」と前向きなニュアンスで書いていますが、そもそもは課題解決をしたいというよりも、「諦めて欲しくない」という思いからきています。

私は25歳で結婚、26で出産し会社員をやめました。私は妊娠した時点で会社員として働くことを「諦めて」しまった。もちろん、育休をとって復帰する道もありましたが、仕事が肉体労働であることや、家庭の事情、主人の仕事の関係など様々な理由から前職を継続して働くことを断念してしまいました。

少し脱線してしまいましたがこのような私の体験から、「やりたいことを諦めて欲しくない」という思いが根底にあって、それをデザインでサポートしたり支えたい、理想は課題を解決したい、そしてその未来にクライアントが成長し続けていけるような、サービスの提供がしたい、そう思いました。

個人でできることはとても限られていますが、理想は大きく掲げてそれに少しでも近づけるように毎日積み上げて頑張りたいと思います。

改めて、屋号に込めた想いを書き出してみました。

こちらで触れられてない内容もありますが概ね以下のような感じです。

  • クライアントやユーザーがどんどん大きく成長し続けていけるような課題解決をしたい
  • 納品しておわり、ではなくて納品後もサポートしていきたい
  • デザインも私自身も一緒に成長し続けていきたい
  • このデザインがあって良かった、依頼して良かったとおもってもらいたい

ロゴのイメージ・方向性の決定

屋号が決定し、想いもはっきりしたので、ここからデザインを決めていきます。

私はあまりカラフルな感じやポップな感じがあまり好みではないので、色はシンプルに1色でデザインすることにしました。

あとは「成長し続けていく」ことが一番大きな理想なので、それを表現するために右上がりの線を入れることにしました。

文字の上に線を乗せるか、文字の下に引くか、右上がりの線に沿って文字を乗せるか……とか一度全て思いつく限りは手書きで起こします。

フォントは女性らしさを少し出すために細めのゴシック体をチョイスします。明朝体でもいいのですが、それだと高級感が強くなってしまうかと思い、今回はゴシック系のフォントを使う方向で進めました。

ラフに書き起こす

まずは手書きで書いていきます。

色をつけるのは最後がいい(モノクロでもロゴとして認識できるようなデザインにするため)ので、色は一旦考えず制作していきます。

ラフを出すのにはiPadアプリのConceptを利用しました。無限キャンバスのアプリです。

Concept:https://concepts.app/ja/

実際に書いていたラフです。これは一部で実際はもっと書いています。

赤ワインとかコーヒーカップとかは関係ないので気にしないでください…w(作字のアイデア出しで使用してました)

データ化する

手書きしたものをイラストレーターでデータに起こしていきます。

上記画像のCRES、上から3番目の斜線と文字が重なっているものがいいと思ったのでこれをデータ化します。

これもiPadで行いました。

イラストレーターiPad版:https://www.adobe.com/jp/products/illustrator/ipad.html

元のフォントは「Source Sans Variable」のExtraLightです。

Adobeに提供されているフォントなので、契約している人は誰でも使用することができます。

iPad版のイラストレーターはMac版に比べて簡単に使えるし、Apple Pencilを使うことでより文字のデザインが簡単にできるようになったと思うのですが、

簡単に使える反面、機能が制限されてしまっているのと、あとはよく落ちる。

私のはしょっちゅう落ちてしまいます…ここが改善されればいいのですが……;;

ロゴのデザインはだいたい問題なく(落ちなければ)できるのですが、ラスタライズなど少し難しい作業や加工ができないので、例えば印刷が必要な場合は最終的にMacで調整、入稿となりそうです。

完成!

そうして出来上がったロゴがこちら。

結局色はつけずシンプルに黒。

ガッツリ感というかどしっと感は出さないように、細めのフォントを使用して、各文字の一部が右上がりの斜線と重なるようにデザインしました。

単純でシンプルなデザインだけどこれはこれで私らしくできたかなーと思っています。

ただまた「こうしたほうが良かったかなー」なんて思ってある日突然変っちゃってるかもしれません。笑

参考書籍

最後に、私がロゴを作る上で普段よくみる本をご紹介させてください。

この本はまさに教科書!

ロゴの事例はもちろん、制作の流れなどの参考Tipsも乗っていてとても頼りになる1冊です。

おそらく価格がプレミアになってしまっていますが…

ロゴだけではなく、そのロゴが実際に看板やパッケージなどに利用されている事例が紹介されています。ロゴのデザイン集としても、利用シーンをイメージするときも参考になります。

これはロゴを作るときに、どうやって作るかのインスピレーションを育てるのにぴったりだと思います。著者の方が無名の頃にアップしていたロゴをまとめたものですが、文字をロゴにする手法が紹介されていてこちらも大変参考になる本です。

いかがでしたでしょうか?

制作したロゴを利用してホームページも制作しましたので、良ければ以下の記事もご覧ください。

サイト制作の全記録 こんにちは、サキです(@sar__design)。 この記事では、先日自分のポートフォリオサイトをリニューアルしたので、リニュー...

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saki
Web & Graphic フリーランスデザイナー。DTPがすき! 個人の方や小さいお店向けに Webロゴ紙媒体デザインしてます。 紙とお酒と音楽がすき