他におすすめの配色本は以下の記事でご紹介しています。

COLOR DESIGN カラー別デザイン配色ブック:特徴
例えば、メインで使用するカラーが一色決まっているときに、何色を合わせたらいいか悩むシーンに使えます。
本の構成も配色を探しやすいようにできています。
まず基本カラーは全部で以下の9色。
- 赤
- オレンジ
- 黄色
- 緑
- 青
- 紫
- ピンク
- 茶色
- 黒
それぞれの色は、
- POP
- NATURAL
- GIRLY
- STYLISH
- BUSINESS
- 和
の配色にさらに分類されるような構成になっているので、配色パターンがとにかく豊富に紹介されています。
あと個人的に嬉しいポイントがあって、それは巻末にグラデーションパターンが掲載されていることです。本当に数ページしかないのですが、配色本でグラデーションまで紹介されていることがあまりない気がして、(少なくとも手元にはないので)これにはお得感を感じてしまいました。
こんな人におすすめ
- Webデザイナーやグラフィックデザイナーなどデザイン制作をお仕事とされている方
- デザインを勉強中の方
- 配色で悩んだりつまづいたりすることが多い方
- 打ち合わせに書籍を資料として使いたい方
少し残念なポイント
基本カラー上記でご紹介した9色なのですが、ここに無いような中間色については、似たような色から配色を決める必要があります。例えば、グレーは黒のグループで紹介されているし、シアン(水色)や黄緑などはそれぞれ青または緑のチャプターで一緒に紹介されています。
また、それぞれの配色はデザインの作例とともに紹介されていますが、カラーパターンの紹介ページではカラーコードの紹介がなく、RGBとCMYKの値のみの掲載になります。
(メインデザインのみ、カラーコードの記載あります)
大きな問題ではないのですが、数値を一つずつ入力するか、目視で合わせることになるので若干の手間は感じてしまいます。
COLOR DESIGN カラー別デザイン配色ブック:使い方
①メインカラーに合わせる色を探したいとき
メインカラーは上記9色から選び、そのチャプター内から配色を探す、もしくはデザインパターンまで絞って探すことが可能です。
それぞれの色の数値(RGB、CMYK、カラーコード)いずれかが全てに記載されているので、数値を入力することで配色を真似ることができます。
サッと配色を決めたいときにはそのまま参考にできるため、とても便利。
本の構成もこのシーンをメインに想定して作られているようなので、とても探しやすいと思います。
②豊富な配色パターンが紹介されている本を手元に置いておきたい方に
色とデザインテイストでジャンル分けされるほど、配色パターンが紹介されているので、事例の数はとにかく豊富です。
配色につまづくとき以外にも、そもそも「どんな配色にしようか、メインカラーは何色にしようか」など配色を一から決める場合にも使用できるので、何か1冊配色本が欲しいという方にはこの1冊をおすすめしたいです。
COLOR DESIGN カラー別デザイン配色ブック:まとめ
いかがでしたでしょうか?
購入の際の比較、検討の材料になれば幸いです。以下の記事で他にも配色本のおすすめをご紹介しているので、よければご覧ください。
