育児中でも未経験からフリーランスWebデザイナーとして活躍できる?

  • 未経験でフリーランスのWebデザイナーとして活躍することはできる?
  • 小さい子供がいながら在宅で働ける職業はない?
  • 未経験からフリーランスになって本当に稼ぐことはできる?

この記事では上記のような疑問にお答えします。

著者プロフィール

  • 2019年11月からSHElikesでWebデザインコースの受講をはじめる
  • 2020年1月SHElikesを卒業
  • その後フリーランスとして開業し、2021年6月現在フリーランス2年目。
  • Webデザインとグラフィックデザインを中心に仕事をする1児の母
目次

Webデザイナーとは?

Webデザイナーとは、WebページやWebサイトのデザインを制作する職業です。人によっては、デザインしたWebページがブラウザ上で動作するようにコーディングと呼ばれる工程まで行う人もいますし、バナー広告のデザインも行う人もいます。

フリーランスWebデザイナーと会社員Webデザイナーの違い

一重にWebデザイナーと言っても働き方は様々あります。例えば会社員として企業に勤めながらWebデザイナーをしたり、フリーランスとして個人で仕事を請け負うWebデザイナーもいます。

またその両方を掛け合わせて複業デザイナーとして働いている人もいます。

会社員Webデザイナーは、自社内で提供する商品やサービスにまつわるデザインを行うインハウスデザイナー、制作会社に勤めてクライアントからの制作を主に行う受託デザイナーがいます。

会社員デザイナーは、毎月決まった給料や賞与、福利厚生が揃っていることが魅力です。また個人でどれくらいの規模の案件に対応できるか、どの程度仕事量があるのか、などは勤める会社の規模や業務内容により異なります。

またWebデザイナーとしてデザインからコーディングまで行うかどうかも、会社規模や方針により変わりますが、求人の募集を見ている限りではデザインとコーディング両方行うことができる方が採用のチャンスも多いように感じます。

対してフリーランスWebデザイナーは、完全にフリーで個人や企業から仕事を請け負うパターンや、企業と契約を結びお仕事をいただくパターンがあります。

企業と業務委託契約を結ぶ場合は、働き方がある程度制限がかかる場合があります。例えば納期を指定されたり、最低週三日は勤務するなどのパターンがあります。

完全にフリーランスとして個人で仕事をする場合は、納期や働く時間など全て自分で決めることができるので、ある程度働き方に自由度があります。

ただし仕事の全ての責任は自分で負うことになるので、仕事を失敗すれば失注、最悪仕事がなくなるということもあり得なくはありません。個人相手にお仕事をする場合は、契約書を自分で用意し契約の締結を行ったり、制作料金の支払いが行われない・クライアント希望の追加作業への料金や支払いでトラブルに発展するなど、トラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

そのため未経験からフリーランスになって、契約をちゃんと締結していなかったためにトラブルが起こってしまった、というのはたびたび耳にする話です。そういう意味では会社員よりもフリーランスの方がトラブルに巻き込まれやすい働き方と言えると思います。

Webデザイナーの平均年収

Webデザイナーの平均年収は300~400万ほどのようです。ただし、未経験や勤務地によりこれよりも下がる可能性はもちろんありますし、逆に条件がよければ上がる可能性もあります。

参考までにdodaの記事を一部引用しておきます。興味のある方はリンク先でご確認ください。

Webデザイナーの平均年収は363万円と、全体平均の409万円よりも46万円低く、3年間の推移を見ても350万円前後、年収分布では400万円未満の年収帯で全体の約67%を占めています。これは、年収レンジが低いというよりも、Webデザイナー職の年代構成によるものと考えられそうです。

Webデザイナーは比較的、新しい職種であるため、従事者は20~30代が中心です。どの職種でも同じですが、若い頃は経験が浅いため年収額がほかの年代と比べると低くなります。その若い就労者の多い現状が、全体の平均年収額に反映されているのかもしれません。

経験を十分に積んだ20代後半から30代以上のWebデザイナーの中には、アートディレクターへキャリアアップしたり、Webディレクターにキャリアチェンジしたりするなどして、年収アップを実現している人もいます。

転職なら、求人情報・転職サイトdoda(デューダ)Webデザイナーの年収はどのくらい?
給料アップを目指す方法と考え方
より引用

働き方から考えるフリーランスのメリット・デメリット

フリーランスWebデザイナーとして働く上でのメリットとデメリットをまとめました。

フリーランスWebデザイナーのメリット

基本的に働く時間を自分で決めることができます。

例えばお子様がいる家庭であれば、急な体調の変化にも対応ができたり、育児に関係がない独身の方であれば平日の人が少ない時期に休日を設けることが可能です。

また自己の裁量も自由に決めることができるので、自分のやりたい仕事や案件には積極的にチャレンジすることが可能です。

もし案件の内容や規模によっては会社員時代では考えられないような金額の仕事を受けることができるかもしれません。給料に関しては同じフリーランス同士でも、仕事内容や、個人で設定している単価・受注件数などによりかなり開きがあると思います。

それにフリーランスは働く場所を選ぶこともできます。ずっと家で仕事をしてもいいし、お気に入りのカフェに出かけてみてもいい。満員電車に乗って2時間かけて通勤しなければいけない、ということが苦手な人にとっては、通勤時間をほぼゼロにすることが可能なので夢のような働き方かもしれません。

フリーランスWebデザイナーのデメリット

フリーランスWebデザイナーにはいい面もありますが、もちろんデメリットもあります。

フリーランスはまだ日本では圧倒的に不利な立場の職業です。不利になる場面でいうと、ローンを組む、クレジットカードの審査、保育園の審査、賃貸契約をしたいときなど、です。

企業に属していないというだけで、社会的信用はほぼ無いに等しいです。

また会社に勤めていればトラブルが起きたときには会社が守ってくれますが、個人の場合は守ってくれるものがありません。

そのため基本的には契約書を締結する必要があるのですが、Webデザインを勉強できるスクールでは基本的に教えてくれませんし、フリーランスとして活動を始めてから初めて知る人も少なくないのではないでしょうか。(事実私もその一人です。)

それから支払う税金が高くなります。個人で働くということは、会社が今まで代わりに払ってくれていた税金を個人で納めなくてはならなくなるので、申告の手間もかかるし、だいたい後からまとめて請求が来るので、まとまったお金を用意しておかないといけないことも。

お金面で自由になりたいからフリーランスになったのに、税金の支払いで苦しくなってる…なんてこともあり得そうです。

未経験からフリーランスWebデザイナーになるまでの流れ

未経験からフリーランスWebデザイナーになりたい方のために、簡単に流れを書いておきます。個人のスキルやスピード感によりここは大幅に変わってくるので、あくまで目安としてお考えください。

①Webデザインの勉強を始める

まずはWebデザインがどんなものなのか、実際に勉強してみるといいでしょう。今はスクールに入らなくても、無料または少額での学習方法がかなり確立されつつあります。

Webデザイナーに必要なスキルはデザインとコーディング(HTML /CSS)

最近ではノーコードと言って、コーディング不要でWebサイトが作れる技術もありますが、まずはWebサイト制作の流れを一通り掴むという意味でもコーディングを勉強してみるのがおすすめです。

スクールに入るか独学で進めるかは、どちらにもメリットデメリットあるので、ご自身のお好みで選択してみてください。

私はスクールに入りましたが、おすすめは独学+メンターです。

スクールは全て教材が用意されていたり、サポートの体勢が整っていたりするので、お金を出せる人にはいいかもしれませんが、コストを押さえたい人はまずは無料でできるところまで独学がおすすめ。

独学でやっていると必ずわからないことや、壁にぶつかることが多々出てくると思うのでそんな時はメンターという教えてくれる人を探しましょう。

また最近では主婦・ママ向けWEBデザイナー講座【Fammママ専用オンラインスクール】というのもあるようなので、気になる方はみてみてください。

②SNSに登録し、発信を始める

SNSはTwitterやInstagramなど、あなたが好きなSNSであったり、性格に合いそうなものを選んで登録し、毎日の勉強過程や制作したものなどを発信していくのがおすすめです。

すでに持っているアカウントで発信するもよし、新たにデザイン専用のアカウントを作って使い分けるのもおすすめ。

勉強中の過程を発信していると、同じことを勉強している人と繋がることができたり、分からないことをツイートするとアドバイスをくれる人も出てきます。仲間や長く業界にいるベテランの先輩と繋がることができるので、モチベーションの低下防止にもなります。

また、いざフリーランスとして仕事をして行こうと思ったときに、SNSの繋がりから仕事が生まれたり、お仕事のパートナーが見つかることも。

リアルな場だけではないつながりから生まれるものはとても大きいので、見るだけではなく自分から発信していくのがいいでしょう。

②Web制作の流れを学習する

フリーランスで制作をする場合は、全てを一人でこなさないといけない場合が多いと思います。チームで働く場合はいいのですが、個人でやるならどのような流れでWeb制作が進んで、出来上がっていくのかを知っておくことはとても大事です。

私は在籍していたスクールのWebディレクターコースで学びましたが、スクールに入らず勉強する方には書籍で学ぶのがおすすめです。

書籍はWebディレクションの新・標準ルールがおすすめです。

③学習をある程度終えたら仕事に挑戦してみる

ある程度、と明確に基準を書くことができず申し訳ないのですが、個人のスキルや考え方により基準を示すのが難しいと思ったので、この表現にしています。

参考までに、コーディングの基礎学習、1サイト模写、1サイト制作、WordPressテーマを使用し1サイト制作した段階でお仕事を受注しました。

その後はノーコード制作をメインに受注をしています。

ちなみに、ノーコード制作はほぼ独学で習得しました。

一番最初は実績作りと割り切って、無料または格安で受けるのも一つの手。身内や知り合いに制作を任せてくれそうな人がいれば、「作らせてほしい」とお願いすることもおすすめです。

この時点では信頼がゼロなので、お金をもらうのではなく、こちらから払ってでもお願いをするくらいの心意気で十分かと思います。

また初めての仕事で不安や迷いが出てくるかもしれませんが、その場合もメンターについていてもらっていると安心して進めることができます。

いずれにせよ全力で取り組んで、どこにでも自信を持って出せる制作にしてください。その制作実績や取り組んだ過程が今後の仕事に繋がっていくのは間違いありません。

⑤ポートフォリオサイトを作る

実績を作ることができたら、ポートフォリオサイトを作りましょう。

自分のサイトを作って持っておくと、初めてのお客様からの信頼感を得られ、また実績の紹介もしやすいのでおすすめです。

ラインなど知り合いや身内経由で問い合わせがあった時は、URLを送るだけで検討してもらえるので利便性もとてもいいです。

ポートフォリオサイトはそれ自体も実績となるのでこだわって作れるといいかもしれません。

④クラウドソーシングに登録してみる

知り合いや身内からの仕事が途絶えてしまった、もしくは見つけられないという方はクラウドソーシングに登録してみるのもおすすめです。

私のおすすめはココナラ

サービスページや自己紹介ページが充実した作りになっていると、こちらから営業しなくてもお仕事のお問い合わせが入ってくるようになります。

口コミもいただけるので、フリーランスデビューにはおすすめのツールだと思います。

自分から営業してきたい!という方にはクラウドワークスやランサーズもおすすめ。

⑤開業する

手順としては5番に持ってきましたが、ご自身のお好きなタイミングで開業届を提出しましょう。お金もかからないですし、難しい手続きはほぼありません。

フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方

フリーランスWebデザイナーの主な仕事の獲得経路をご紹介します。

①知り合いや紹介

自分からWebサイトが作れることを発信していると、人づてに依頼が入ってくることはあります。

一部では「Webデザイナーは飽和状態」というような言われ方もしていますが、体感全くそんなことはありません。

ココナラに出品していた当時は、常に満枠でお問い合わせをお断りすることもありました。また制作会社では人手が足りていないところも多いそうなので、しっかり勉強して力をつければ、入れる余地は全然あると思っています。

話が逸れてしまいましたが、身の回りの人に発信しているだけでも、案件を獲得できるチャンスは多くあると思います。

また一度依頼してくれたい人がリピーターになったり、知り合いに紹介をしてくれて紹介経由で依頼が入ってくることもあるので、人脈はあって損はしません。

②SNS経由で依頼がくる

前章で、Webデザインの勉強過程をSNSで発信しましょう、と記載しました。

勉強を終え、いざ仕事を始めようとしたときに例えばWebサイト制作のモニターをSNSを使いモニターの募集を行うことができます。

また日常からデザインに関することを発信していたり、自分のサービスを売りたいお客様向けの情報を発信していると、デザインの問い合わせや依頼をされることがあります。

③Webサイトからのお問い合わせ

実績を掲載しておくポートフォリオサイトを持っていると、そこからお問い合わせがあることもあります。

SNSのリンク先として設定しておくだけでもいいのですが、SEOを意識して対策や設定をしておくと検索からの流入でお問い合わせに繋がる場合ももちろんあるので、そこまで設計できるとなおいいです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、ひとつづつ検索したり、書籍を読んだりしながら疑問を解消しながら進めると、いずれ業務にも生きてくるのでおすすめです。

④クラウドソーシングからの依頼

クラウドソーシングは仕事をしたい人と依頼したい人のマッチングサイトです。

マッチングしてくれるので、売り上げから手数料が引かれるのが難点ですが、営業代金と思えば使うのは全然アリだと思います。

クラウドソーシングは知名度が高いので、たくさんお客様がいます。うまく活用できれば、手数料を引かれてもそれなりの月収を確保することは可能です。

知名度があるだけあって、お客様や利用者には色々な人がいます。

中には詐欺まがいのことをされている人もいるようなので、しっかりと見極める必要があります。

⑤フリーランス専門エージェントを使う

クラウドソーシングは個人対個人または個人対企業の直接やり取りになりますが、フリーランス専門のエージェントは、フリーランスと企業の間にエージェントが仲介してくれることが大きなメリットです。

例えば、フリーランス側からエージェントに働く条件を提示すると、エージェントがそれに見合った企業を紹介してくれる、というようなサービスです。

エージェントのサポート内容によっては、フリーランスと企業間でトラブルがあった場合、エージェントに問い合わせれば対応してくれるなどのサービスが充実しているところもあるので、クラウドソーシングを利用したくない人はこちらも合わせて検討してみるのがおすすめ。

フリーランスWebデザイナーは育児しながら仕事できる?

結論、育児をしながらでもフリーランスWebデザイナーを目指すことは可能です。育児中に勉強を始めることはもちろん、お仕事を獲得していくことはできます。

ただし、勉強するにしても仕事をしていくにしても、相応の時間の確保ができないと難しいです。

お子様がすでにいる場合は、お子様を預ける場所を確保できるのか、それが大きな条件になると思います。

子供を預けたとして、1日何時間くらい勉強や仕事に割くことができるのか、考えてみてください。そしてその時間内でできる範囲で毎日コツコツ進めることを意識しましょう。時間は有限で、毎日の積み重ねと継続が一番大切です。

事実、私は子供がお腹にいるときに勉強を始め、出産後育児しながら働いてきましたが、0歳のよく寝る時期はそこそこ作業できていたものの、1歳をすぎて活発になり昼寝も少なくなってくると、日中の時間確保はかなり難しくなりました。

また、時間の確保だけではなく同居しているご家族の理解を得ることも必要です。あなたがパソコンに向かっている理由をご家族が知らずに、パソコンに向かう時間だけ増えたら不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

同意を得られなくても、勉強したいからパソコンを使う、ということだけでも伝えておきましょう。後々、新しくパソコンが必要になったり、自己投資が必要な場合にも理解を得られやすくなります。

育児中でも未経験からフリーランスWebデザイナーとして活躍できる?:まとめ

近年、Webサービスやアプリの充実でますますWebデザイナーという職種に注目が集まっているように感じます。特に、コロナ禍のリモートワークの普及が後押ししていることもあり、在宅ワークに注目が集まっています。

自分の裁量で仕事ができるフリーランスは、全て自由で全てが自己責任です。

それでもいますぐ企業に就職できない、特に育児中の方々の新しい選択肢の一つとしてフリーランスという働き方を知ってほしい、という思いで記事を書きました。

このブログでは、育児中の私がフリーランスデザイナーとして活動している裏側を定期的に更新しているので良ければまた遊びにきてくださいね。

以上、参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

Web & Graphic フリーランスデザイナー。DTPがすき!
個人の方や小さいお店向けに
Webロゴ紙媒体デザインしてます。
紙とお酒と音楽がすき

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